“できないこと探しをやめて、できることを探す。” 整理収納コンペティション2016でパワーチャージ!

   

こんにちは!デジタル大好きな大田区の整理収納・写真整理アドバイザー、福塚ゆう子です。

整理収納アドバイザーとしてあれもやりたい、これもやりたい、と色々アイデアを考えながらも、まだ何も形にできていない自分にモヤモヤ・・。
そんな中、毎年ハウスキーピング協会が主催で企画されている「整理収納コンペティション」に参加してきました。

 

整理収納コンペティションって?

整理収納コンペティションというのは、全国の整理収納アドバイザーが収納アイデアについて研究発表し、グランプリを決定するプレゼン大会です。

エントリーすると、まずは書類選考。その審査を通過した方だけが整理収納コンペティションの予選会である「整理収納フォーラム」にて、プレゼン勝負します。そして予選通過した8名の方が、本選である整理収納コンペティションで競うことができるんです。

勝負は傍聴人の投票と、審査員の持ち点の加算で決まります。
一人20分という持ち時間の中で、いかに観客に響くプレゼンができるか?整理収納の効果を伝えられるか?
研究発表の内容はもちろん、聴かせるチカラが問われるわけですね!

昨年から新人部門もできて、グランプリ・準グランプリ・新人賞と3つの賞が授与されるようになりました。
これから1級を取得する方も、大きく成長する大チャンス!賞金も出ますし、狙わない手はナイですよ!(笑)

 

モヤモヤ → できることをやればいい! と思えた

さて、実はコンペティションは2日間あって、初日がプレゼンテーション本選大会。2日目が受賞者の発表&セミナーとなります。
残念ながら福塚は、初日は行けず。結果発表とパワーチャージセミナーだけ聴講したのでした。

会場の雰囲気から、本選に残った皆さんすごく良いプレゼンをされたんだということがわかって、本当に本当に聴きたかった・・。残念(T_T)

でも、午後に拝聴した江川佳代さんのパワーチャージセミナーは、聴けてよかった!v
コンペティション2010年度のグランプリ受賞者なんですよ!タイムマシンがあったら過去に遡って聴いてみたい〜〜。

今回、江川さんの講演を聴くのは初めてだったのですが、終始軽快なトークで、笑いアリ、イイ話アリの、とっても楽しいお話でした♪
もう一日中聴いていたいぐらい面白く、上手にお話してくださるので、時間が過ぎるのもあっという間でしたよ!

講演の内容は、江川さんがこれまで歩んできたアドバイザーの道で起こったハプニング、失敗談、落ち込んだときに考えたこと、実践したこと。
江川さんは広島でアドバイザーをされているのですが、2007年にコンペティション出場のお声がかかったとき、平日でお子さんも小さくて、どうしても本選の東京まで出れず、とても悔しかったこと。

同時期のアドバイザーたちがどんどん活動を広げて進んで行く中、自分ひとり置いてきぼりになったように感じていたそうです。

でも、東京に行かなくてもできることがある。コンペティションに出なくてもやれることはある。

“できないこと探しをやめて、できることを探す。”

ブログを毎日書く。
学校の役員に手を挙げる。
すると知ってくれる人が増える。
周りのお母さんたちは何に困っているのかわかる。

とにかく動こう。動けば、進みます。
迷ったら、初心に帰ろう。

これらの言葉が、特に印象的でした。

 

信念を持って続けることが大事

江川さんのお話の中で、お客さま宅のビフォーアフター写真を決して撮らない、というスタイルになった経緯についてのことがありました。

もともとはそのスタイルを意識していたわけではなく、たまたま撮影すべきでないお客さまのお宅が続いて、自然とそうなっていったのだそうですが、今ではそのスタイルこそが、お客さまが江川さんに整理収納をお願いする理由・動機になっています。

江川さんにお願いすれば、絶対に写真を撮られない。口外されない。
自分の家が整理できていなくて片付けをお願いしている状況だなんて、漏れない。
そういった安心感が信頼につながって、お客さまが口コミで新しいお客さまに紹介してくださったり。

元は、たまたま写真を撮らなかったのが、そのスタイルを継続されたことで江川さんのやり方が形成され、ある種のブランディングにつながったのだなぁと感じます。
きっとそれを継続されたのは、江川さんが ”やりたいことより、求められていることを意識する” ことでスタイルを決められたのだと思いました。

自分に合ったやり方はどうなのか?
自分が求められていることは何か?

これをよく考え、信念を持って続けていくことが、アドバイザーの自分の道を拓けていく確実な方法なんだと思えた、整理収納コンペティションでした。

来年は私もプレゼンターの側に回って、コンペティションにエントリーしてみたいと思います!
長々とさいごまでお付き合いいただき、ありがとうございました♪

⭐︎冒頭の写真は、コンペティション後の祝賀懇親会の様子です⭐︎

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