ダンボール箱との大いなる戦い

   

こんにちは!
見た目よりも使いやすさ重視な、大田区の整理収納・写真整理アドバイザー、福塚ゆう子です。
iPhoneのアップデートが完了して、スクリーンショットが無音に!普通のカメラシャッター音も小さくなってハッピーハッピー♪

それにしても、気づけばすっかり冬ですね〜。
11月24日、午前休みをとって婚姻届を出してきたんですけど、よりによってそんな日に東京は初雪!とても寒い中、役所まで行ってきたので、忘れられない日になりました。
あの日からいっきに寒くなった気がします。
寒くなると朝、布団からなかなか出られなくなってきたので、ちゃんと前の日にいろんな準備をするようになりました。
そんな事情がなくても前日準備できればいいのにね!

さて先日、うちの会社では倉庫のダンボール箱整理をしました。
たくさんの荷物は会社から離れた場所にある大倉庫に保管してあるんですけど、よく使うもの、よく出入りするものは会社内の小さな倉庫に置いてあるんですね。

大きな倉庫に入れている荷物は、出したり入れたりするのに必要な手順があって、時間がかかるので、よく使うものを近くに置いているわけです。

しかし、もう社内の倉庫はダンボール箱でパンパン!!

高いところに置いたらダメ、という安全基準は守られているけれど、中身がわからない、そしてとにかく数が多くて床に直置きもされて、とても人がすれ違えない!

って、そんな倉庫にしてしまったのは間違いなく、倉庫を使っている私たちなんですけどね。
そしてついに、倉庫のヌシがお怒りに・・。

今日は会社の倉庫整理を例に、収納スペースの整理方法について手順をお話しますっ!

 

緊急招集!!

「XXX部署の皆さん、今日の朝礼後、倉庫前に集まってください。全員です。」

きた。

みんな「倉庫」と聞いただけでもう分かっています。
今の倉庫はワーストレベル。箱に囲まれて、必要なものが取り出しにくい、かつてないほど最悪の状態!
あぁ、年末で忙しいけれど、これは避けられないことなのですね。
・・そんな顔をしながら集まりました。

忙しいなんて言ってても、やろうと思ったら時間がとれるもの!
いつやるかを決めるのが、実は一番の秘訣かもしれませんね。
今年の「いつかやらなきゃ」、今年のうちに!

さぁ、山となったダンボール箱。今、戦いの火蓋は切られました!

 

全部出して、分けていく

さて、しかし中身がわからない箱が多すぎるので、もうとにかく全部出して開けていくしかありません。

これ何?誰の?
片っ端から出して、開けて。

私は今の部署の荷物にあまり詳しくないので、とにかく人に渡し、全て中身を確認してもらいます。

そして分かったこと。

なんて「使わないもの」が多いんだ・・・!!

手前の取り出しやすいところにあるのは使用頻度の高い荷物なんですが、奥にしまってある荷物の中には、驚いたことに10年近く前のものまであったんです。
「よく使うもの」を収納するための倉庫なのに!

2年前に引っ越ししてきたばかりなのに、そんな荷物があるということは、引っ越し前も全く中身を確認せずに、そのまま倉庫に入れてしまったんでしょうね。
そして ”開かずの荷物” になってしまった・・。

あかーーーん!

小さい倉庫でスペースが限られているのに、使わないものが場所を食ってるなんてもったいなさすぎます。

さぁ、中身を確認したら、次は仕分けだ!

 

使う?いつ使う?それが重要です!

荷物で溢れかえっていた倉庫。
とても棚に入りきらず、床置きされ、奥の荷物のラベルさえ見えなかった状態。
そこを脱却するには、兎にも角にも数を減らすしかありません。
幸いにも「使わないもの」はいっぱいあったので、減らすことは十分できます♪
これがわかったのも、きちんと「全部出した」からなんですよ〜。

さて、仕分けはどのようにするのか?
答えから言ってしまうと、次のように進めます。

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  • Step 1
    まず、「使う」か「使わない」かに分けます。
    どうしても使うかどうか迷ってしまうモノは、「いつまでに判断するか」を決めて、きちんとそのときに見直してくださいね。

  • Step 2
    「使う」モノの場合:
    1ヶ月以内に使うか?それ以降に使うか?
    いつまでに使う予定があるのか、期限を決めます。

    使うからといって全部同じように置いていては、すぐ使いたいモノを取り出すときに邪魔になりますからね。
    収納スペースは限られているので、よく使うモノ、使う予定が近いモノをベストポジションにしまいましょう。

    今回の場合は「1ヶ月以内に使う」モノと、「1ヶ月以上先に使う」モノに分けました。

    「使わない」モノの場合:
    使わないからといって、捨ててしまうのは気が引けますよね。
    欲しがっている人がいないか、探しましょう。
    「使いたい人がいる」モノと、「使いたい人がいない」モノに分けます。

  • Step 3
    ここまでくれば、もうモノの行き場は決まりました!

    1ヶ月以内に使うものの場合:
    一番使いやすいところ、今回の場合は社内の倉庫に保管します。
    しまうときは、何が入っているのか、ラベルや箱に直書きでメモしておくこと!
    またいつか「これ何だっけ?」にならないように・・。

    1ヶ月以上先に使うものの場合:
    2軍として、別の場所に保管しましょう。
    今回の場合は、別の場所にある大きな倉庫へ移動させます。

    使わないけど、別に使いたい人がいるモノの場合:
    使いたい人にあげましょう!
    自分が使わなくても、人に喜んでもらえると嬉しいですよね。

    使いたい人がいないモノの場合:
    廃棄・リサイクルします。
    使わないものをいつまでも持っていることは、持ち主にとってもモノにとっても不幸なこと。リサイクルして、別のモノとしてまた使えるものにしてあげましょう!

この方法でひたすら荷物を分け、モノの行き場を決めてあげ、さいごにはすっかり使いやすい倉庫になりました!
床置きの荷物はなくなり、棚に置いたダンボール箱はラベリングで、中身がちゃんと分かる状態。自分が担当でない箱も、何の用途で使うモノなのか、いつまでに使う予定なのかが分かるようになりました。

この状態を、今後ずっと続けないとだめですね〜。

 

さいごに

以上、倉庫という1つの収納スペースについての整理手順でしたが、いかがでしたか?
今日は会社の倉庫についてのお話でしたが、皆さんのお家に、開かずの荷物が眠っている場所はありませんか・・!?

新年を迎える前に、一度見直してみてはいかがでしょうか。
年末、さらに慌ただしくなる前に、チェックしておくことをおすすめしますよー!

それでは、また♪

 

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